「埼玉のU-13リーグ、結局どこが勝ったの?」
「来年は何チームがこのリーグに入れるの?」
公式サイトにも情報が少なく、謎に包まれている「埼玉県ユース(U-13)サッカーリーグ」。 サカリサ編集部では、2025年度の全日程を終了した最終順位を入手しました。
優勝はGRANDE FC。見事、来季の関東リーグへの昇格権利を手にしました。 これにより、関東から降格してくるチーム(FC深谷)との入れ替わりが発生しますが、例年通りのレギュレーションであれば、来季の新規参入枠は例年通り「2枠」が維持される見込みです。
【2025最終順位】選ばれし9チームの結末
2025年度の県1部リーグ(Top9)は、以下の順位で幕を閉じました。 優勝したGRANDE FCが関東への切符を掴み、例年通りのレギュレーションであれば下位2チームは県リーグからの降格(消滅)となります。
▼2025年度 最終順位表
- 優勝:GRANDE FC [関東リーグへ昇格]
- 2位:武南ジュニアユースFC
- 3位:三郷ジュニアユースFC
- 4位:聖望学園中学校
- 5位:1FC川越水上公園
- 6位:坂戸ディプロマッツ
- 7位:東松山ペレーニア
- 8位:C.A.アレグレ [例年通りのレギュレーションなら降格]
- 9位:プレジールSC [例年通りのレギュレーションなら降格]
「入り口」はどこ?資料分析から導き出した参入ルート
ここが最大の謎です。「どうすればこの9チームに入れるのか?」。 公式な要項は見当たりませんが、編集部が入手した複数の大会結果資料を突き合わせることで、そのルートが明確になりました。
結論から言うと、「U-13サッカー選手権大会クラブ予選」の結果が翌年のリーグ参入権に直結しています。
【根拠①】トーナメント出場チームの一致
「県ユース(U-13)サッカーリーグ参入戦出場決定トーナメント」の出場チームを確認すると、同年に開催された「U-13サッカー選手権大会クラブ予選」の各ブロック1位チームと完全に一致しています。 つまり、まずは選手権予選リーグを「首位」で通過することが絶対条件です。
【根拠②】勝者が翌年のリーグにいる事実
前年度のU13リーグに名前がないものの、上記のトーナメントを勝ち抜いたチームが、翌年度のU13リーグ表に名前を連ねています。
- 事例A(2024→2025):
- 参入戦決定トーナメントを勝ち抜いた「武南ジュニアユースFC」「三郷ジュニアユースFC」。
- → 2025年度の県リーグ最終順位で、2位・3位と躍進しています。
- 事例B(2023→2024):
- 参入決定戦で中体連に勝利した「GRAMADO」「1FC川越水上公園」。
- → 翌2024年度のリーグに参入しています。
【結論】埼玉U-13リーグへの「3ステップ」
- U13サッカー選手権大会クラブ予選リーグ1位: 夏〜秋の予選リーグを1位で突破する。
- クラブ代表決定戦勝利: クラブチーム同士のトーナメントを勝ち抜く。
- 中体連との参入戦勝利: 最後に待ち受ける中学校代表との決定戦に勝つ。
【2026年度展望】関東からの降格が「残留ライン」を上げた?
来季(2026年度)のリーグ編成について、関東リーグの結果を加味してシミュレーションします。 結論から言うと、「FC深谷が関東から戻ってくるため、県リーグの降格枠が1つ増えてしまった」という計算になります。
▼来季の昇降格バランス
- OUT(関東へ昇格): GRANDE FC(-1)
- IN(関東から降格): FC深谷(+1)
- IN(新規参入): 参入戦勝者(+2)
【計算式】 現状9 - 1(昇格) + 1(降格) + 2(参入) = 11チーム
ここから定数の「9」に戻すためには、「2チーム」を県リーグから降格させる必要があります。
もし関東からの降格(FC深谷)がなければ、計算上は「1チーム降格」で済み、8位のCAアレグレは残留できていたかもしれません。 関東の荒波が、県リーグの残留争いにも直結するシビアなシーズンとなりました。
【来季の構成予想(9チーム)】
- FC深谷(関東から降格)
- 武南ジュニアユースFC
- 三郷ジュニアユースFC
- 聖望学園中学校
- 1FC川越水上公園
- 坂戸ディプロマッツ
- 東松山ペレーニア
- (新規参入チームA)
- (新規参入チームB)
非常に狭き門であることに変わりはありませんが、例年通りのチャンス(2枠)は残されています。
希望の光は「リーグ再編」?枠拡大の可能性
しかし、絶望するにはまだ早いです。 現在、埼玉県U-15リーグ(高円宮杯)では、1部リーグのチーム数を増やす大規模なリーグ再編が進められています。
通常、U-13リーグはU-15の構造に追随する傾向があります。 もしU-13リーグも「9チーム制」から「10チーム」や「12チーム」へ拡大されれば、降格予定のアレグレ、プレジールが救済されたり、新規参入枠が「3~4枠」に増えたりする可能性も十分にあります。
「厳格な2枠」か、「再編による拡大」か。 正式な発表が出るまで、関係者にとっては胃の痛い日々が続きそうですが、サカリサでは引き続き最新情報を追いかけていきます!




