Jリーグに登録されている現役選手の「ジュニアユース年代(中学生年代)」の所属チームを調査し、埼玉県のチームに所属していた選手のみを抽出してランキング化しました。
本ランキングは、Jリーグ公式データベースをもとに、
- J1〜J3在籍選手のみ
- 外国籍でも日本のジュニアユース所属歴があればカウント
- JFL、2種登録は対象外
- 名称変更は母体が同一なら同一チームとして集計
という条件で作成しています。
👉 埼玉県は、浦和・大宮の2つのJクラブを軸に、強豪街クラブが広く分散している“多極型育成県”。
そのリアルなプロ輩出力が、今回の調査で明確に可視化されました。
埼玉県|現役Jリーガー輩出数ランキングTOP10
| 順位 | チーム名 | 輩出人数 |
|---|---|---|
| 🏆1位 | RB大宮アルディージャジュニアユース | 32人 |
| 🥈2位 | 浦和レッドダイヤモンズジュニアユース | 24人 |
| 🥉3位 | クマガヤSC | 12人 |
| 4位 | 坂戸ディプロマッツ | 9人 |
| 5位 | GRANDE FC U15 | 5人 |
| 5位 | FC LAVIDA | 5人 |
| 7位 | FC CORUJA(コル―ジャ) | 3人 |
| 7位 | 武南ジュニアユース | 3人 |
| 9位 | クラブ与野 | 2人 |
| 9位 | 東松山ペレーニアジュニアユース | 2人 |
| 9位 | HAN FC | 2人 |
| 9位 | 白幡中学校 | 2人 |
| 9位 | CAアレグレ | 2人 |
👉 埼玉の育成は、大宮・浦和がツートップに君臨しつつ、
クマガヤSC・ディプロマッツ・LAVIDAなど、“街クラブ黄金地帯”が県内広域に点在しているのが最大の特徴です。
RB大宮アルディージャジュニアユース|埼玉のプロ輩出No.1(32人)
堂々の1位は 大宮アルディージャジュニアユース(32人)。
- 技術と知性を両立した育成スタイル
- 地域密着型のアカデミー運営
- 全国でもトップクラスのユース昇格率
👉 埼玉県で最もプロを送り出している育成機関です。
浦和レッズジュニアユース|全国屈指の名門アカデミー(24人)
続く2位は、浦和レッズジュニアユース(24人)。
- 歴史あるレッズ育成組織
- フィジカル・勝負強さに優れた選手を輩出
- 浦和ユース → 大学 → プロの“安定ルート”も強力
👉 レッズは「少数精鋭型」の育成で、今年も安定してプロを送り出しています。
街クラブ最強クラス|クマガヤSC・ディプロマッツ
次に強烈な存在感を見せるのが、埼玉を代表する街クラブ勢。
クマガヤSC(12人)
- 県北エリアの最強街クラブ
- 高校進学先が多様(武南・昌平・前橋育英など)
- 大学サッカー経由のプロ輩出が強み
坂戸ディプロマッツ(9人)
- 県西エリアの名門
- 技術と個人戦術に強い選手が多い
- 全国レベルの大会常連
👉 この2クラブは 「埼玉の街クラブ双璧」と言える存在です。
埼玉街クラブの“準強豪帯”(5人〜2人)
県内には、プロを5人以上輩出しているクラブも複数存在します。
- GRANDE FC U15(5人)
- FC LAVIDA(5人)
- FC コル―ジャ(3人)
- 武南ジュニアユース(3人)
- クラブ与野(2人)
- 東松山ペレーニアJY(2人)
- HAN FC(2人)
- CAアレグレ(2人)
👉 “育成の裾野の広さ”が埼玉の強み。
地理的にバラけて強豪が存在するため、県内どのエリアでも強い選手が育ちやすい環境が整っています。
プロを輩出している埼玉県内の中学校
部活動からプロへ進んだ選手も複数確認されました。
- 白幡中学校(2人)
- 与野西中学校(1人)
- 大宮中学校(1人)
- 川越西中学校(1人)
- 伊奈小針中学校(1人)
- 朝霞第二中学校(1人)
- 三郷早稲田中学校(1人)
👉 埼玉では今なお「部活→プロ」のルートが機能しているのが大きな特徴です。
その他|現役Jリーガー輩出の確認できた埼玉県内クラブ一覧
- FC KASUKABE
- FC深谷
- 所沢ジュニアユース
- EC JOGADOR
- ACアスミ
- FCアウル
- 上里FC
- 1FC川越水城公園U15
- フィグラーレ狭山
- FCカーニョ
- カムイジュニアユース
- 大宮FC
- クラブレジェンド熊谷
- 越谷FC
- 富士見プリメイロFC
- プレジールSC
- 三郷ジュニアユース
- 東川口FC
- 埼玉朝鮮初中級学校
- 大宮西カリオカ
👉 埼玉の“裾野の広さ”は明らかで、J下部が少なくても街クラブ・部活から多様なルートでプロが生まれています。
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【進路データ分析】埼玉のジュニアユース出身でJリーガーとなった選手は、ユース・高校でどこへ進んでいたのか?
ここでは、
埼玉県のジュニアユースに所属していた現役Jリーガーが、ユース・高校年代でどこへ進んだのか
を集計した進路データをまとめます。
分析条件は以下のとおりです。
- 現役Jリーガーのみ対象
- 最終所属の「ユース・高校」ベースで集計
- 外国籍でも日本のジュニアユース所属歴があれば対象
- J1〜J3のみ(JFL・2種登録は除外)
埼玉ジュニアユース出身選手の進路分布(ユース・高校)
| 進路先 | 人数 | 主な進路先 |
|---|---|---|
| 埼玉 | 92人 | 浦和レッズユース、大宮アルディージャユース、昌平高校、武南高校、正智深谷高校、西武台高校、市立浦和高校、浦和東高校、埼玉栄高校、埼玉平成高校、浦和学院高校など |
| 東京 | 10人 | 東海大高輪台高校、東京朝鮮中高級学校、帝京高校、関東第一高校、修徳高校、國學院久我山高校、成立学園高校など |
| 群馬 | 8人 | 前橋育英高校 |
| 千葉 | 4人 | 流通経済大柏高校、市立船橋高校、専修大松戸高校 |
| 青森 | 3人 | 青森山田高校 |
| 栃木 | 2人 | 矢板中央高校 |
| 茨城 | 2人 | 鹿島学園高校、明秀学園日立高校 |
| 大阪 | 2人 | セレッソ大阪U-18 |
| その他 | 1人ずつ | 横浜F・マリノスユース(神奈川)、静岡学園高校(静岡)、サンフレッチェ広島ユース(広島)、ベガルタ仙台ユース(宮城)、山梨学院大付属高校(山梨)など |
ここでは、
埼玉のジュニアユース所属選手が、ユース・高校年代でどこへ進学したのかを詳細に読み解きます。
① 圧倒的多数が“県内で育成完結”(92人)
埼玉出身選手の約 7割以上が県内の強豪に進学しています。
主な受け皿は、
- 大宮アルディージャU18
- 浦和レッズユース
- 西武台
- 昌平
- 武南
- 正智深谷
- 浦和学院
など、J下部+高校サッカーの名門がバランス良く機能している県です。
👉 「県内だけで完結できる育成インフラの強さ」
が、数字で明確に示されています。
② 東京へ進む選手も10人と多い(全国2位の流入量)
埼玉→東京の進路は全国的にも突出。
理由は明白で、
- 生活圏が地続き(特に南部)
- ヴェルディ・FC東京という巨大受け皿の存在
- 都内強豪校(帝京・国学院久我山・関東一高など)との相性が高い
👉 「県内完結が強いのに、東京への進学も多い」
この両立は埼玉特有。
③ 近県(神奈川・千葉・群馬・栃木)への越境も一定数
東京以外の他県へ進むケースも一定数存在。
- 群馬(8人)
- 千葉(4人)
- 栃木(2人)
- 茨城(2人)
特に“群馬へ8人”は特徴的で、
前橋育英・桐生第一などの強豪高校が強い影響を持っているためです。
④ 遠方(青森・大阪・広島など)へ飛ぶ選手も少数だが存在
- 青森:3人
- 大阪:2人
- 広島:1人
- 宮城:1人
- 岩手:1人
全国トップ級の強豪(青森山田・静岡学園・サンフレッチェ広島ユースなど)に挑むケースも一定割合あります。
★総評:埼玉は「県内で完結できる強さ」と「東京への流動性」を併せ持つ稀有な県
- 県内進路:92人(圧倒的多数)
- 東京流入:10人(全国2位級)
- 近県+全国:23人
👉 形成されているのは、 “二重構造の進路モデル”。
- 県内で完結する充実した育成ライン
- 東京・他県に挑むハイパフォーマーの存在
この2つが同時に成立している県は、
関東でも埼玉だけと言ってよいレベル。
埼玉県ジュニアユース育成の最大の特徴
埼玉の特徴は、この3点に集約されます。
① 大宮・浦和という2大Jクラブが強力
② 街クラブが東西南北に点在し、レベルも高い
③ 部活動ルートが今も残っている
👉 “県全域を使った育成エリア”といえるのが埼玉の魅力です。
まとめ|埼玉県は“街クラブ黄金地帯×J下部二大巨頭”の育成県
埼玉は、
- 大宮・浦和という2大J下部
- クマガヤ・ディプロマッツ・LAVIDAなど強豪街クラブ
- そして中学校の部活動ルート
が三位一体となった、非常にバランスの良いプロ輩出県です。
埼玉県のジュニアユースからプロへ進む選手の進路は、
「県内完結型」と「東京流動型」が共存する非常に特徴的な構造を持っています。
- 県内進路が圧倒的多数(92人)
- 東京への進路も全国トップ級(10人)
- 高校・ユースともに全国レベルの育成力
- 周辺県(群馬・栃木・茨城)との相互流動
👉 “埼玉という巨大育成圏”の中心に、東京・北関東が接続する広域育成ネットワークが存在している。
浦和レッズ・大宮アルディージャというJ下部の二本柱、
昌平・西武台・武南が支える高校育成、
東京強豪への流入。
この三要素が有機的につながり、
埼玉は全国でも稀有な 「複線型育成県」として確固たる地位を築いています。


