第102回〜第104回の直近3大会における、全国高校サッカー選手権登録選手の出身チームを集計しました。
「サッカー王国」復権を狙う埼玉県。その育成年代の勢力図は、特定の高校と提携・協力関係にある新興勢力と、伝統的な街クラブ、そしてJアカデミーが入り乱れる激戦の様相を呈しています。
3年間の累計データから、埼玉の「育成の現在地」を徹底分析します。
【埼玉】3年間の累計輩出数ランキング TOP30
直近3大会(2023〜2025年度)の合計人数と、主な進学先高校の一覧です。
| 順位 | チーム名 | 区分 | 3年計 | 内訳 (102回/103回/104回) | 主な進路先(上位抜粋) |
| 🏆1位 | FC LAVIDA | 街クラブ | 45人 | 21 / 2 / 22 | 昌平、矢板中央、帝京、専大北上 |
| 🥈2位 | クマガヤSC | 街クラブ | 18人 | 6 / 7 / 5 | 前橋育英、青森山田、矢板中央 |
| 🥉3位 | ジュニアユースSC与野 | 街クラブ | 17人 | 5 / 5 / 7 | 前橋育英、山梨学院、早稲田実業 |
| 4位 | 浦和レッズJY | J下部 | 10人 | 3 / 4 / 3 | 前橋育英、早稲田実業、帝京 |
| 5位 | 東松山ペレーニアFC | 街クラブ | 9人 | 7 / 1 / 1 | 帝京第三、前橋育英、明桜 |
| 6位 | 大宮アルディージャU-15 | J下部 | 8人 | 5 / 2 / 1 | 矢板中央、尚志、仙台育英 |
| 7位 | FC CORUJA | 街クラブ | 7人 | 0 / 7 / 0 | 正智深谷 |
| 7位 | 坂戸ディプロマッツ | 街クラブ | 7人 | 2 / 5 / 0 | 正智深谷、前橋育英、尚志 |
| 9位 | GRANDE FC | 街クラブ | 6人 | 2 / 4 / 0 | 矢板中央、正智深谷、山梨学院 |
| 9位 | 1FC川越水上公園 | 街クラブ | 6人 | 3 / 1 / 2 | 尚志、静岡学園、矢板中央 |
| 11位 | FC KASUKABE U-15 | 街クラブ | 5人 | 1 / 4 / 0 | 明秀日立、長崎総大附、流経大柏 |
| 11位 | A.CアスミJY FC | 街クラブ | 5人 | 2 / 2 / 1 | 山梨学院、市立船橋、正智深谷 |
| 11位 | プレジールSC | 街クラブ | 5人 | 3 / 1 / 1 | 山形明正、山梨学院 |
| 14位 | FC Gois U-15 | 街クラブ | 4人 | 1 / 1 / 2 | 矢板中央、流通経済大柏 |
| 15位 | FC深谷 | 街クラブ | 3人 | 0 / 3 / 0 | 正智深谷 |
| 15位 | FC VIENTAS | 街クラブ | 3人 | 2 / 0 / 1 | 山形明正 |
| 15位 | VITORIA KAMUI | 街クラブ | 3人 | 0 / 3 / 0 | 正智深谷 |
| 15位 | クラブ レジェンド熊谷 | 街クラブ | 3人 | 2 / 1 / 0 | 長崎総大附、星稜 |
| 19位 | レストFC | 街クラブ | 2人 | 1 / 1 / 0 | 尚志 |
| 19位 | CLUB ATLETICO ALEGRE | 街クラブ | 2人 | 1 / 0 / 1 | 帝京第三、流通経済大柏 |
| 19位 | 加須ジュニアユース | 街クラブ | 2人 | 0 / 1 / 1 | 正智深谷、矢板中央 |
| 19位 | 三郷ジュニアユースFC | 街クラブ | 2人 | 0 / 1 / 1 | 東海大山形、鹿島学園 |
| 19位 | FC KAWAGUCHI | 街クラブ | 2人 | 0 / 1 / 1 | 流通経済大柏、上田西 |
| 19位 | ユニオンFC | 街クラブ | 2人 | 2 / 0 / 0 | 山形明正 |
| 19位 | 武南ジュニアユースFC | 街クラブ | 2人 | 2 / 0 / 0 | 尚志、昌平 |
| 19位 | NORTH SAITAMA FC | 街クラブ | 2人 | 1 / 1 / 0 | 徳島市立、佐賀東 |
| 19位 | 大宮西カリオカFC | 街クラブ | 2人 | 1 / 1 / 0 | 矢板中央 |
| 28位 | AzuLente KAZO | 街クラブ | 1人 | 0 / 1 / 0 | 東海大山形 |
| 28位 | FCアビリスタU-15 | 街クラブ | 1人 | 0 / 0 / 1 | 鹿島学園 |
| 28位 | TODA GRAMADO FC | 街クラブ | 1人 | 1 / 0 / 0 | 帝京長岡 |
| 28位 | 成立ゼブラFC | 街クラブ | 1人 | 0 / 1 / 0 | 正智深谷 |
| 28位 | 見沼FC | 街クラブ | 1人 | 1 / 0 / 0 | 矢板中央 |
| 28位 | 大宮東FJCスポーツ少年団 | 街クラブ | 1人 | 1 / 0 / 0 | 早稲田実業 |
| 28位 | 朝霞ESTRELAジュニアユース | 街クラブ | 1人 | 0 / 0 / 1 | 上田西 |
| 28位 | FORTE FC | 街クラブ | 1人 | 0 / 0 / 1 | 矢板中央 |
※当サイト独自集計(第102〜104回大会登録メンバーデータより)。進路先は3年間で進学実績のある主な高校を抜粋。
⚽104回 https://www.jfa.jp/match/alljapan_highschool_2025/
⚽103回 https://www.jfa.jp/match/alljapan_highschool_2024/
⚽102回 https://www.jfa.jp/match/alljapan_highschool_2023/
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3年データが示す「埼玉一強」の衝撃
1. 「LAVIDA帝国」の圧倒的支配力
1位のFC LAVIDAは、3年間で45名という異次元の数字を記録しました。
第103回大会こそ2名と少なかったものの(昌平が全国出場を逃した等の影響)、第102回で21名、第104回で22名と、昌平高校が出場する年は登録メンバーの大部分を自クラブ出身者で占めるという、まさに「直結型」の強さを見せつけています。
2. 「クマガヤSC」「SC与野」の伝統と意地
LAVIDAの数字が凄まじいですが、クマガヤSC(18名) とSC与野(17名) も関東屈指の輩出数を誇ります。
特にクマガヤSCは前橋育英や青森山田、SC与野は前橋育英や山梨学院など、県外の優勝候補校へ毎年のように主力を送り込んでおり、「外への輸出」に関してはLAVIDAをも凌ぐブランド力を持っています。
3. 「正智深谷」系クラブの存在感
ランキング中位を見ると、FC CORUJA、坂戸ディプロマッツ、FC深谷などが正智深谷へ多くの選手を送っていることが分かります。
第103回大会(正智深谷が出場)での数字が跳ね上がっているのが特徴で、特定の高校と強いパイプを持つクラブの強さがデータとして表れています。
4. Jアカデミーは少数精鋭
浦和レッズJY(10名)や大宮アルディージャU-15(8名)もランクインしていますが、数字上は街クラブの後塵を拝しています。
しかし、その進路は前橋育英、流経大柏、矢板中央といったプレミアリーグ級の超強豪校ばかり。高校サッカーを選ぶ選手は少数ですが、その質は極めて高いと言えるでしょう。
まとめ:埼玉は「目的別」のチーム選びが重要
埼玉県のジュニアユース選びは、将来のビジョンによって選択肢が明確に分かれます。
- 「昌平で日本一」を目指すなら: 迷わずFC LAVIDA。
- 「県外の強豪で揉まれたい」なら: パイプ豊富なクマガヤSCやSC与野。
- 「正智深谷」を目指すなら: CORUJAや坂戸ディプロマッツ。
3年間のデータは、各クラブが持つ「コネクションの地図」そのものです。「どこの高校でサッカーをしたいか」から逆算して、最適なクラブを見つけてください。
<集計データに関するご注意>
本記事の掲載データは、第102回~104回の全国高校サッカー選手権大会の登録メンバーリストをもとに当サイトが独自に集計・作成したものです。
「トリプレッタ(東京・千葉)」や「ウィングス(千葉・栃木)」、「ペラーダ(東京・埼玉)」などといった同名・類似チームの判別、都道府県の振り分けには細心の注意を払っておりますが、手作業による集計のため、万が一、数値や分類に誤りがある可能性がございます。
データの誤りにお気づきの際は、修正いたしますのでお問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。


