「U13のTリーグの結果を見たけど、ブロックが多すぎてよく分からない…」
「うちの子のチーム、次はどの大会につながるの?」
東京都のU-13リーグ(Tリーグ)は、参加チーム数が100を超える全国屈指の激戦区です。 その規模ゆえにシステムが非常に複雑で、「前期リーグ」「後期リーグ(上位・下位)」「ディビジョン1・2」とフェーズが分かれており、保護者の方でも全貌を把握するのが難しいのが現状です。
サカリサ編集部では、2025年度Tリーグ(後期)の全結果をまとめるとともに、「関東リーグ参入戦」や「東京都クラブユース選手権」への出場権を獲得したチームを速報でお伝えします。
【仕組み解説】「前期」は予選、「後期」が本番!
まず、TリーグU-13の特殊な構造を理解しましょう。ここが分かれば、順位表の見方が変わります。
▼TリーグU-13の基本サイクル
- 前期リーグ(6月~9月):
- 参加チームを抽選でブロック分け(昨年度の結果に基づくシードあり)。
- ここでの順位によって、後期の所属が決まります。
- 後期リーグ(10月~12月):
- 上位リーグ: 前期の各ブロック上位2チームのみが進めるエリートリーグ。
- 下位リーグ: 前期の3位以下が回るリーグ。
- ポストシーズン(1月~):
- 後期上位リーグの成績優秀チームが、「関東参入戦」や「都クラブユース選手権」へ進みます。
つまり、「後期・上位リーグ」の結果こそが、東京都のU-13トップ層の序列を表しています。
【最高峰】関東参入戦へ挑む「各ブロック王者」4チーム
後期上位リーグはA~Dの4ブロックで行われました。 来季の「関東リーグ(U-13)」への昇格をかけた参入戦トーナメントに進めるのは、各ブロックの1位チーム(計4チーム)だけです。
▼関東参入戦進出チーム(各ブロック1位)
この4チームによるトーナメントの勝者が、関東リーグへの切符(または入替戦権利)を手にします。
- Aブロック1位:クリアージュFC
- Bブロック1位:インテリオールFC
- Cブロック1位:FC町田ゼルビア
- Dブロック1位:府ロクジュニアユース

▼東京都クラブユース選手権への進出権
また、後期上位リーグの各ブロック上位2チーム(計8チーム)には、U-13年代の重要なタイトルである「東京都クラブユースサッカーU-13選手権大会」への出場権(進出)が与えられます。
【1部・後期上位】全順位まとめ
ここでは、東京都のトップ32チームが集結した「後期上位リーグ」の最終結果を紹介します。
ブロックA:クリアージュが混戦を制す
クリアージュとAZ’86東京青梅のデッドヒートとなりましたが、勝ち点1差でクリアージュが首位を獲得しました。
- 1位:クリアージュ(勝点17) ※関東2部参入戦&東京都クラブユース選手権出場権
- 2位:AZ’86東京青梅(勝点16) ※東京都クラブユース選手権出場権
- 3位:Consorte(勝点14)
- 4位:tfa norden JY(勝点8)
- 5位:すみだSC(勝点7)
- 6位:ヴェルディAJUNT(勝点7)
- 7位:インテル(勝点6)
- 8位:かえつ有明中学校(勝点3)
ブロックB:インテリオールが堅守で首位
インテリオールが7試合でわずか2失点という堅い守備を見せ、PELADA、杉並ソシオらの追撃を振り切りました。
- 1位:インテリオール(勝点16)※関東2部参入戦&東京都クラブユース選手権出場権
- 2位:PELADA(勝点14) ※東京都クラブユース選手権出場権
- 3位:杉並ソシオ(勝点13)
- 4位:東京久留米FC(勝点13)
- 5位:コンフィアール町田(勝点11)
- 6位:F.TRES(勝点6)
- 7位:PROUD(勝点4)
- 8位:Salvatore(勝点3)
ブロックC:町田ゼルビアが「全勝」圧倒
J下部組織の力を見せつけ、町田ゼルビアが7戦全勝。得失点差+21と他を寄せ付けない強さでした。
- 1位:町田ゼルビア(勝点21)※関東2部参入戦&東京都クラブユース選手権出場権
- 2位:東京SC(勝点16) ※東京都クラブユース選手権出場権
- 3位:ノールチシティ(勝点15)
- 4位:大森FC(勝点10)
- 5位:VEDIALO(勝点9)
- 6位:GLORIA(勝点5)
- 7位:レッドスター(勝点4)
- 8位:バルサアカデミー(勝点0)
ブロックD:府ロクJYが無敗優勝
府ロクジュニアユースが6勝1分無敗の安定感で首位通過。トッカーノ、オーパスワンの強豪対決もハイレベルでした。
- 1位:府ロクジュニアユース(勝点19)※関東2部参入戦&東京都クラブユース選手権出場権
- 2位:トッカーノ(勝点16) ※東京都クラブユース選手権出場権
- 3位:オーパスワン(勝点16)
- 4位:トリプレッタ(勝点11)
- 5位:FC杉野(勝点7)
- 6位:ピースユナイテッド(勝点4)
- 7位:トレーロス(勝点4)
- 8位:FRIENDLY(勝点3)
【1部・後期下位】&【2部】結果まとめ
惜しくも前期で上位を逃したチームによる「後期下位リーグ」と、新規参入チームを中心とした「2部リーグ」の結果です。 ここでの結果は来季のシード権には直結しませんが、来春から始まるU-14チーム始動に向けて、チームの底上げを図る重要な公式戦となりました。
1部 後期下位リーグ(各ブロック上位3チーム)
各ブロックで優勝争いを繰り広げた上位チームを抜粋して紹介します。
- ブロックA
- 1位:世田谷FC
- 2位:多摩大学目黒中学校
- 3位:修徳中学校
- ブロックB
- 1位:FC渋谷
- 2位:アローレ八王子
- 3位:ロッソSC
- ブロックC
- 1位:FC GABE
- 2位:プログレッソ
- 3位:Branco八王子
- ブロックD
- 1位:GA FC
- 2位:暁星中学校
- 3位:ZEUS
- ブロックE
- 1位:ESFORCO
- 2位:POMBA立川
- 3位:三鷹CF
- ブロックF
- 1位:ソレイユ
- 2位:杉並アヤックス
- 3位:ZEAL
- ブロックG
- 1位:エルシエロ
- 2位:LOCALS
- 3位:CSA
- ブロックH
- 1位:VIDA
- 2位:GONA
- 3位:DESEL TOKYO
- ブロックI
- 1位:GIUSTI世田谷
- 2位:FC千代田
- 3位:駿台学園中学校
2部リーグ(全順位)
今季新設または参入したチームによるリーグ戦です。
▼Aブロック
- 1位:東京シティ(勝点25)
- 2位:プラミーゴ(勝点24)
- 3位:エリース東京(勝点18)
- 4位:東京朝鮮/朝鮮第一(勝点13)
- 5位:東農大第一(勝点9)
- 6位:EURO(勝点0)
▼Bブロック
- 1位:DIOS(勝点27)
- 2位:S-JUEGO(勝点24)
- 3位:AVIENTO(勝点14)
- 4位:東海大学菅生(勝点13)
- 5位:アミーゴFC(勝点5)
- 6位:ASCOLTA FC(勝点4)
来季(2026)はどうなる?「関東降格組」の影響は?
最後に、来季の展望です。 2026年度のTリーグU-13の要項はまだ掲示されていませんが、今期要項と同じなら、後期上位リーグに残ったチームは、来季の前期リーグで有利なブロック分けになることが予想されます。
しかし、2026年度U15リーグの再編に合わせてなのか、隣の神奈川県ではU13の1部リーグを8チームから12チーム構成へと変更することが公表されています。東京もU15は大きくリーグ構成が変わることが発表されていますから、あわせてU13リーグも変更となるのか、公式発表が待たれます。

▼関東からの「降格」チームに注意
2025年度の関東U-13リーグの結果により、三菱養和SC巣鴨JYなどの強豪が東京都リーグへ降格してくることが確定しています。 来年のレギュレーションが今期同様の場合、これらの強豪チームも抽選でいずれかのブロックに入ることになるため、来季の前期リーグは、どのブロックに「元・関東勢」が入るかによって、激戦区(死の組)が生まれる波乱の展開になりそうです。
サカリサでは、注目の「関東参入戦トーナメント」の結果も分かり次第、更新してまいります!
クリアージュFCがトーナメントを制し、2026年度の関東U-13リーグ参戦が決定しました(2026年3月1日追記)




