第104回全国高校サッカー選手権大会。
北関東(茨城・栃木・群馬)と甲信(山梨)エリアは、前橋育英・矢板中央・山梨学院・鹿島学園といった「豊富な全国経験」を持つ超強豪校がひしめく激戦区です。当サイトでは、今大会の登録メンバー全選手を対象に、出身ジュニアユース(第3種)チームを独自調査しました。
今回は「群馬・栃木・茨城・山梨の第3種チーム」出身の選手たちを特集します。
調査の結果、Jリーグ下部組織の存在感が強い茨城に対し、群馬・栃木・山梨では「街クラブ」が高校サッカーへの供給源として絶大な力を持っていることが判明しました。
エリア別分析:各県を代表する「育成の横綱」たち
4県合計で24チームが選手を輩出しています。各県の傾向を見てみましょう。
【群馬】「前橋FC」が関東屈指のブランド力を証明
群馬県、そしてこのエリア全体でトップに立ったのは前橋FC(9名) です。
この数字は横浜F・マリノスJY(神奈川)と並ぶ多さで、街クラブとしては驚異的です。進路は地元の前橋育英への7名に加え、高校年代最高峰の青森山田(青森) へも2名を送り出しており、「本気で上を目指すなら前橋FC」という地位を確立しています。
【山梨】フォルトゥナ&アメージングの2強体制
山梨県では、長年育成をリードするフォルトゥナU-15(6名) がトップ。地元の優勝候補・山梨学院へ4名を送り込み、主力を担っています。
また、全寮制のアカデミーとして注目されるアメージングアカデミー(4名) も存在感を発揮。山梨学院だけでなく、興國(大阪) というテクニック重視の学校へ選手を送り出しているのが特徴的です。
【茨城】「鹿島アントラーズ」王国の底力
茨城県はやはり鹿島アントラーズの影響力が絶大です。鹿島アントラーズジュニアユース(5名) を筆頭に、つくば(1名)・ノルテ(1名)・ユース(1名) と系列組織から計8名が登録されています。
高校サッカーを選んだ選手たちは、地元の鹿島学園を中心に、尚志(福島)、帝京長岡(新潟) などへ進んでいます。
【栃木】ともぞうSC・矢板SC・ウイングスの三つ巴
栃木県は戦力が分散しており、ともぞうSC(4名)、矢板SC(4名)、ウイングスSC(3名) が上位を占めました。特に矢板SCは、提携関係にある矢板中央へ多くの人材が進学しており、強固なホットラインを形成しています。
【全リスト】北関東・甲信出身の選手権登録選手一覧(24チーム)
以下は、第104回高校サッカー選手権に登録された「群馬・栃木・茨城・山梨の第3種チーム出身者」の全リストです。
| 順位 | チーム名 | 都県 | 人数 | 主な進学先高校(抜粋) |
| 🏆1位 | 前橋FC | 群馬 | 9 | 前橋育英、青森山田 |
| 🥈2位 | フォルトゥナU-15 | 山梨 | 6 | 山梨学院、浜松開誠館 |
| 🥉3位 | 鹿島アントラーズジュニアユース | 茨城 | 5 | 鹿島学園、矢板中央 |
| 4位 | ともぞうSCジュニアユース | 栃木 | 4 | 矢板中央、山形明正、聖和学園、上田西 |
| 4位 | 矢板SC | 栃木 | 4 | 矢板中央 |
| 4位 | アメージングアカデミー | 山梨 | 4 | 山梨学院、興國、昌平 |
| 7位 | ウイングスSC | 栃木 | 3 | 専大北上、前橋育英 |
| 8位 | FC VALONジュニアユース | 栃木 | 2 | 矢板中央、前橋育英 |
| 8位 | FC ALASERIO | 山梨 | 2 | 聖和学園、浜松開誠館 |
| 8位 | FC古河 | 茨城 | 2 | 矢板中央、山梨学院 |
| 8位 | Uスポーツクラブ | 山梨 | 2 | 山梨学院 |
| 8位 | ヴェルディSS小山 | 栃木 | 2 | 鹿島学園、前橋育英 |
| 13位 | FC SHUJAKU | 栃木 | 1 | 専大北上 |
| 13位 | FC栃木ジュニアユース | 栃木 | 1 | 矢板中央 |
| 13位 | PALAISTRA U-15 | 群馬 | 1 | 青森山田 |
| 13位 | TRAUM SV | 茨城 | 1 | 流経大柏 |
| 13位 | unionスポーツクラブ | 栃木 | 1 | 矢板中央 |
| 13位 | ヴァンフォーレ甲府U-15 | 山梨 | 1 | 山梨学院 |
| 13位 | 鹿島アントラーズつくばJY | 茨城 | 1 | 流経大柏 |
| 13位 | 鹿島アントラーズノルテJY | 茨城 | 1 | 尚志 |
| 13位 | 鹿島アントラーズユース | 茨城 | 1 | 鹿島学園 |
| 13位 | 石岡アセンブルFC | 茨城 | 1 | 東福岡 |
| 13位 | 那須野ヶ原FCボンジボーラ | 栃木 | 1 | 青森山田 |
| 13位 | 栃木SC U-15 | 栃木 | 1 | 尚志 |
※当サイト独自集計(第104回全国高校サッカー選手権大会 登録メンバーデータより)
https://www.jfa.jp/match/alljapan_highschool_2025/team.html
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まとめ:地元への「供給」と、全国への「挑戦」
北関東・甲信エリアのデータからは、「地元の最強高校へ進むルート」が非常に太いことが読み取れます。
前橋FCから前橋育英へ、矢板SCから矢板中央へ、フォルトゥナから山梨学院へ。これらのルートは、中学・高校の6年間で地域を背負って戦う選手を育てる土壌となっています。
一方で、前橋FCやPALAISTRA、那須野ヶ原FCボンジボーラから青森山田へ進む選手や、石岡アセンブルから東福岡へ進む選手など、県外の新たな環境へ飛び込む選手も確実に育っています。
自分のスタイルに合ったチームはどこか。このリストが、進路を考える一つの指針になれば幸いです。
<集計データに関するご注意>
本記事の掲載データは、第104回全国高校サッカー選手権大会の登録メンバーリストをもとに当サイトが独自に集計・作成したものです。
「トリプレッタ(東京・千葉)」や「ウィングス(千葉・栃木)」、「ペラーダ(東京・埼玉)」などといった同名・類似チームの判別、都道府県の振り分けには細心の注意を払っておりますが、手作業による集計のため、万が一、数値や分類に誤りがある可能性がございます。
データの誤りにお気づきの際は、修正いたしますのでお問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。


