第104回全国高校サッカー選手権大会。
今年も「東京出身」の選手たちが、全国各地の強豪校で主力として活躍しています。当サイトでは、今大会の登録メンバー全選手を対象に、出身ジュニアユース(第3種)チームを独自調査しました。
今回は「東京都の第3種チーム(ジュニアユース)」に所属していた選手たちを特集します。
調査の結果、Jリーグ下部組織を抑え、街クラブ(タウンクラブ)が上位を独占するという、東京ならではの「育成レベルの高さ」と「激戦ぶり」が浮き彫りになりました。
東京の「3強」は横河・多摩・FC東京むさし!街クラブの躍進が止まらない
東京都所在のチームから、今回の選手権(登録メンバー)に選手を送り出したのは全43チーム。その中でも特に多くの選手を輩出した上位チームの顔ぶれは、非常に興味深い結果となりました。
1位:横河武蔵野FC U-15(7名)
Jリーグ下部組織を抑え、堂々のトップに立ったのは「横河武蔵野FC U-15」。前橋育英(群馬)、帝京(東京)、山梨学院(山梨) といった関東近郊の優勝候補・常連校へ、即戦力となる選手を供給しています。
2位タイ:FC多摩ジュニアユース(6名)
「高校サッカーで活躍できる選手」の育成に定評があるFC多摩は2位にランクイン。特筆すべきは、流通経済大柏(千葉)への供給力です。フィジカルと闘う姿勢を叩き込まれた選手たちが、高校サッカー最高峰の舞台で輝いています。
2位タイ:FC東京U-15むさし(6名)
Jアカデミーからは「FC東京U-15むさし」がトップ。帝京長岡(新潟)や山梨学院など、足元の技術を重視する県外の強豪校へも人材を送り出しています。
激戦区・東京の特徴
4位以下には、ジェファFC、FC GIUSTI世田谷、FCトレーロス、Forza’02などが僅差で続きます。
東京は「特定の1チームだけが強い」のではなく、「どの街クラブに入っても、全国大会レベルの高校へ進むチャンスがある」という、極めて層の厚いエリアであることがデータから証明されました。
【全リスト】東京都出身の選手権登録選手一覧(43チーム)
以下は、第104回高校サッカー選手権に登録された「東京都の第3種チーム出身者」の全リストです。
| 順位 | チーム名 | 人数 | 主な進学先高校(抜粋) |
| 🏆1位 | 横河武蔵野FC U-15 | 7 | 前橋育英、帝京、山梨学院 |
| 🥈2位 | FC多摩ジュニアユース | 6 | 流経大柏、帝京長岡 |
| 🥈2位 | FC東京U-15むさし | 6 | 帝京長岡、山梨学院、早稲田実業 |
| 4位 | ジェファFC U-15 | 5 | 前橋育英、帝京長岡、鹿島学園 |
| 5位 | FC GIUSTI世田谷 | 4 | 富山第一、山梨学院 |
| 5位 | FCトレーロス ジュニアユース | 4 | 金沢学院大附 |
| 5位 | FC東京U-15深川 | 4 | 尚志、帝京、早稲田実業 |
| 5位 | ワセダクラブForza’02 | 4 | 浜松開誠館、聖和学園、早稲田実業 |
| 5位 | PELADA FC | 4 | 山形明正 |
| 5位 | VERDY S.S.AJUNT | 4 | 専大北上、早稲田実業 |
| 5位 | インテルアカデミージャパン | 4 | 流経大柏、前橋育英 |
| 12位 | BOBBIT TOKYO FC | 3 | 山形明正、矢板中央 |
| 12位 | FC Branco八王子 | 3 | 山形明正、帝京 |
| 12位 | FCオーパスワンU-15 | 3 | 帝京 |
| 12位 | FC渋谷 | 3 | 神村学園、専大北上 |
| 12位 | 東京ヴェルディジュニアユース | 3 | 大津、日大藤沢 |
| 17位 | FC Consorte | 2 | 矢板中央、山形明正 |
| 17位 | FC VIDA | 2 | 帝京 |
| 17位 | FCトッカーノU-15 | 2 | 鹿島学園 |
| 17位 | FC杉野ジュニアユース | 2 | 金沢学院大附、帝京 |
| 17位 | SOLTILO TOKYO FC(S.T.FC) | 2 | 流経大柏 |
| 17位 | SPORTING CLUB DE SHINAGAWA | 2 | 専大北上 |
| 17位 | tfaジュニアユース | 2 | 前橋育英、流経大柏 |
| 17位 | 三菱養和SC巣鴨ジュニアユース | 2 | 早稲田実業 |
| 17位 | 三菱養和SC調布ジュニアユース | 2 | 早稲田実業 |
| 17位 | 町田JFCジュニアユース | 2 | 聖和学園、山梨学院 |
| 27位 | AZ’86東京青梅 | 1 | 矢板中央 |
| 27位 | FC ESFORCO | 1 | 山形明正 |
| 27位 | FC GABE | 1 | 山形明正 |
| 27位 | FC GONA | 1 | 早稲田実業 |
| 27位 | FCトリプレッタジュニアユース | 1 | 早稲田実業 |
| 27位 | FC町田ゼルビアジュニアユース | 1 | 金沢学院大附 |
| 27位 | FRIENDLYジュニアユース | 1 | 帝京 |
| 27位 | LARGO FC U-15 | 1 | 上田西 |
| 27位 | 杉並FC | 1 | 帝京 |
| 27位 | SCUDETTO | 1 | 帝京 |
| 27位 | SEIWA.ジュニアユース.ナサロットFC | 1 | 専大北上 |
| 27位 | エルシエロ ジュニアユース | 1 | 早稲田実業 |
| 27位 | バリオーレ日の出 | 1 | 上田西 |
| 27位 | 駒沢SC | 1 | 帝京 |
| 27位 | 調布FC | 1 | 帝京 |
| 27位 | 東京SC U-15 | 1 | 金沢学院大附 |
| 27位 | 府ロクジュニアユース | 1 | 鹿島学園 |
※当サイト独自集計(第104回全国高校サッカー選手権大会 登録メンバーデータより)
https://www.jfa.jp/match/alljapan_highschool_2025/team.html
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まとめ:東京は「人材の宝庫」!進路は全国へ広がっている
今回の調査で判明した「43チーム」という数字は、関東他県と比較しても圧倒的な多さです。これは、東京都のジュニアユース年代(Tリーグなど)のレベルが極めて高く、どのチームにも才能ある選手が埋もれていることの証明に他なりません。
データから読み解く「チーム選び」のヒント
これからジュニアユースのチーム選びをする小学生や保護者の皆様にとって、このデータは以下の点で非常に参考になります。
- 「街クラブ」の育成力を見逃すな
Jリーグの下部組織(アカデミー)に入れなくても、悲観する必要は全くありません。横河武蔵野やFC多摩、ジェファFCをはじめ、東京の街クラブは全国トップクラスの高校へ多数の選手を送り出しています。 - 「パイプ(進路)」でチームを見る
「〇〇高校に行きたい!」という夢があるなら、その高校へ多くの卒業生を送り出しているチームを選ぶのも一つの戦略です。例えば「山形明正へ行くなら東京のこのクラブ」「流経大柏を目指すならここ」といった傾向が、今回のリストからはっきりと見えてきます。 - 東京の選手は「輸出」されている
東京出身の選手たちは、帝京や堀越といった都内代表校だけでなく、山梨学院、前橋育英、矢板中央、帝京長岡など、県外の強豪校からもその技術と判断力を高く評価され、求められています。
中学3年間をどのチームで過ごし、どこで磨くか。 今回のリストが、みなさんの「未来の選択」の一助になれば幸いです。
<集計データに関するご注意>
本記事の掲載データは、第104回全国高校サッカー選手権大会の登録メンバーリストをもとに当サイトが独自に集計・作成したものです。
「トリプレッタ(東京・千葉)」や「ウィングス(千葉・栃木)」、「ペラーダ(東京・埼玉)」などといった同名・類似チームの判別、都道府県の振り分けには細心の注意を払っておりますが、手作業による集計のため、万が一、数値や分類に誤りがある可能性がございます。
データの誤りにお気づきの際は、修正いたしますのでお問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。


