日本で最もレベルが高いとされる関東エリア(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・山梨)。
―――Jリーグ下部組織と全国屈指の街クラブが凌ぎを削るこの地域で、真の強豪はどこなのか?
当サイトでは、直近6年間(2020〜2025年度)の主要大会・リーグ戦の成績を独自にポイント化。積み上げた実績に基づく「関東ジュニアユース・総合ランキングTOP50」を発表します。
ランキングの集計基準について
本ランキングは、以下の大会・リーグ戦の成績を数値化し、合算したものです。
◆集計対象期間:2020〜2025年度
- 2020年度はコロナ禍の影響でリーグ形式に大きな差があったため、高円宮杯(カップ戦)のみを採点対象
- 2021〜2025年度は、リーグ戦・高円宮杯・クラブユース選手権の すべてを反映してポイント算出
◆採点対象とポイント
① 高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ(リーグ戦)
- 関東1部:100pt
- 関東2部:50pt
- 都県1部:15pt ※在籍したシーズンの回数をカウント
② 高円宮杯 JFA 全日本U-15サッカー選手権(カップ戦)
- 全国大会出場:120pt
- 関東大会3回戦進出:60pt
- 関東大会出場:25pt
③ 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)
- 全国大会出場:90pt
- 関東ベスト32:60pt
- 関東大会出場:25pt
【TOP10】関東の覇権を争う「3強」とJクラブの壁
まずは関東の頂点に君臨するTOP10チームです。
特筆すべきは、Jリーグ下部組織が上位を独占する中、埼玉県の街クラブ「FC LAVIDA」が総合1位に輝いた点です。
| 順位 | 都県 | チーム名 | 合計pt | 関東1部 (年) | 関東2部 (年) | 高円宮 全国(回) | クラブユース 全国(回) |
| 🏆1位 | 埼玉 | FC LAVIDA | 1,570 | 6 | 0 | 4 | 3 |
| 🥈2位 | 神奈川 | 横浜F・マリノスJY | 1,560 | 4 | 2 | 6 | 3 |
| 🥉3位 | 東京 | FC東京U-15むさし | 1,540 | 5 | 1 | 3 | 5 |
| 4位 | 千葉 | 柏レイソルU-15 | 1,435 | 4 | 2 | 4 | 3 |
| 5位 | 神奈川 | 横浜FC | 1,370 | 5 | 1 | 2 | 4 |
| 6位(同) | 埼玉 | 浦和レッズJY | 1,355 | 5 | 1 | 3 | 3 |
| 6位(同) | 東京 | FC東京U-15深川 | 1,355 | 5 | 1 | 3 | 2 |
| 8位 | 埼玉 | RB大宮アルディージャU-15 | 1,340 | 6 | 0 | 3 | 2 |
| 9位 | 東京 | 東京ヴェルディ | 1,330 | 3 | 3 | 3 | 4 |
| 10位 | 茨城 | 鹿島アントラーズ | 1,275 | 3 | 3 | 2 | 5 |
解説
- 1位 FC LAVIDA(埼玉): 6年間すべて関東1部リーグに在籍し、高円宮杯全国出場4回という驚異的な安定感を誇ります。街クラブでありながらJクラブを抑えての1位は快挙と言えます。
- 2位〜3位の僅差: 2位の横浜F・マリノス(神奈川)と3位のFC東京U-15むさし(東京)はわずか20pt差。マリノスは高円宮杯全国出場「6回(皆勤賞)」というカップ戦の強さが光りました。
- 関東1部の常連: TOP10のチームは、期間中のほとんどを「関東1部」で過ごしており、このリーグに定着できるかどうかがSランクの条件と言えます。
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【11位〜30位】Jクラブを脅かす街クラブの台頭
続いて11位から30位です。ここでは「FC多摩」や「三菱養和」といった名門街クラブに加え、地方(山梨・群馬・栃木)の雄がランクインしています。
| 順位 | 都県 | チーム名 | 合計pt | 関東1部 (年) | 関東2部 (年) | 高円宮 全国(回) | クラブユース 全国(回) |
| 11位 | 神奈川 | 川崎フロンターレ(生田) | 1,220 | 2 | 4 | 2 | 4 |
| 12位 | 東京 | FC多摩 | 1,130 | 1 | 5 | 2 | 2 |
| 13位 | 茨城 | 鹿島アントラーズつくば | 1,125 | 3 | 3 | 2 | 1 |
| 14位 | 東京 | 三菱養和SC巣鴨 | 1,025 | 3 | 3 | 1 | 1 |
| 15位 | 神奈川 | 湘南ベルマーレ | 990 | 3 | 3 | 1 | 1 |
| 16位 | 東京 | 横河武蔵野FC | 985 | 0 | 6 | 1 | 2 |
| 17位 | 神奈川 | 東急SレイエスFC | 955 | 0 | 6 | 1 | 2 |
| 18位 | 東京 | ワセダクラブForza’02 | 910 | 1 | 4 | 0 | 2 |
| 19位 | 神奈川 | 横浜F・マリノス追浜 | 805 | 0 | 6 | 1 | 0 |
| 20位 | 埼玉 | クラブ与野 | 790 | 0 | 6 | 0 | 2 |
| 21位 | 群馬 | 前橋FC | 790 | 0 | 5 | 0 | 3 |
| 22位 | 茨城 | 鹿島アントラーズノルテ | 735 | 1 | 5 | 0 | 0 |
| 23位 | 埼玉 | GRANDE FC | 720 | 0 | 6 | 0 | 2 |
| 24位 | 千葉 | ジェフ千葉U-15 | 715 | 0 | 4 | 0 | 2 |
| 25位 | 千葉 | Wings U-15 | 710 | 0 | 5 | 0 | 2 |
| 26位 | 栃木 | 栃木SC | 680 | 0 | 3 | 0 | 2 |
| 27位 | 東京 | 三菱養和SC調布 | 635 | 0 | 2 | 0 | 2 |
| 28位 | 山梨 | ヴァンフォーレ甲府 | 625 | 0 | 4 | 0 | 1 |
| 29位 | 神奈川 | 湘南ベルマーレEAST | 590 | 0 | 3 | 0 | 1 |
| 30位 | 埼玉 | クマガヤSC | 550 | 0 | 1 | 1 | 0 |
解説
- 街クラブの最高峰: 東京の「FC多摩(12位)」が街クラブ2番手につけました。「横河武蔵野」「東急Sレイエス」「Forza’02」などは関東2部に6年〜4年と長く定着しており、安定した実力を持っています。
- 北関東・山梨の奮闘: 群馬の「前橋FC(21位)」、栃木の「栃木SC(26位)」、山梨の「ヴァンフォーレ甲府(28位)」が各県のトップとしてランクイン。特に前橋FCはクラブユース全国出場3回と、夏に強さを発揮しています。
【31位〜50位】関東リーグ昇格と全国を狙う実力派
31位以降は、県リーグで圧倒的な強さを誇るチームや、関東2部昇格を果たして勢いに乗るチームが並びます。
| 順位 | 都県 | チーム名 | 合計pt | 関東1部 (年) | 関東2部 (年) | 都県1部 (年) | 全国出場 (回)※ |
| 31位 | 茨城 | FC古河 | 520 | 0 | 4 | 2 | 0 |
| 32位 | 栃木 | ウイングスSC | 455 | 0 | 2 | 4 | 0 |
| 33位 | 千葉 | 柏レイソルA.A.TOR’82 | 440 | 0 | 0 | 6 | 3 |
| 34位 | 山梨 | アメージングアカデミー | 425 | 0 | 2 | 4 | 0 |
| 35位 | 茨城 | 水戸ホーリーホック | 425 | 0 | 1 | 5 | 0 |
| 36位 | 山梨 | Uスポーツ | 400 | 0 | 2 | 4 | 0 |
| 37位 | 埼玉 | ACアスミ | 395 | 0 | 1 | 5 | 1 |
| 38位 | 茨城 | アイデンティみらい | 390 | 0 | 2 | 4 | 0 |
| 39位 | 神奈川 | SCH.FC | 385 | 0 | 0 | 6 | 2 |
| 40位 | 東京 | S.T.FC | 375 | 0 | 0 | 6 | 0 |
| 41位 | 千葉 | FCラルクヴェール千葉 | 370 | 0 | 1 | 5 | 0 |
| 42位 | 神奈川 | バディー横浜 | 355 | 0 | 2 | 1 | 0 |
| 43位 | 茨城 | FOURWINDS | 355 | 0 | 1 | 5 | 0 |
| 44位 | 東京 | 町田ゼルビア | 355 | 0 | 0 | 6 | 0 |
| 45位 | 埼玉 | 坂戸ディプロマッツ | 350 | 0 | 0 | 5 | 0 |
| 46位 | 東京 | ジェファFC | 345 | 0 | 0 | 6 | 1 |
| 47位 | 埼玉 | 1FC川越水上公園 | 330 | 0 | 1 | 5 | 1 |
| 48位 | 千葉 | ブリオベッカ浦安 | 320 | 0 | 0 | 6 | 2 |
| 49位 | 千葉 | クラブドラゴンズ柏 | 315 | 0 | 0 | 6 | 0 |
| 50位 | 千葉 | VIVAIO船橋SC | 310 | 0 | 2 | 4 | 0 |
※全国出場(回)は「高円宮杯」と「クラブユース」の全国出場回数の合計
解説
- 県リーグからの全国進出: 33位の「柏レイソルA.A.TOR’82(千葉)」や48位「ブリオベッカ浦安(千葉)」は、期間中の多くを県リーグで戦っていますが、全国大会出場(それぞれ計3回、計2回)を果たしており、一発勝負のトーナメントでの強さが際立ちます。
- 新興勢力の躍進: 山梨の「アメージングアカデミー(34位)」は創設間もないながらも関東2部に昇格し、急速にポイントを伸ばしています。
都県別ランクイン数まとめ
TOP50に入ったチーム数を都県別に集計しました。東京・神奈川・埼玉の「首都圏3県」が全体の6割を占める結果となりましたが、北関東や山梨のチームも着実に力をつけていることがわかります。
- 1位:東京(11チーム) … FC東京むさし/深川、FC多摩など層の厚さは随一。
- 1位:神奈川(10チーム) … マリノス、フロンターレ、ベルマーレなどJクラブが強力。
- 3位:埼玉(9チーム) … 1位のLAVIDAをはじめ、上位に食い込むチームが多い。
- 4位:千葉(8チーム) … 柏レイソルを筆頭に、中堅街クラブが多数ランクイン。
- 5位:茨城(6チーム) … アントラーズ系列3チームに加え、FC古河などが健闘。
- 6位:山梨(3チーム) … 甲府、アメージング、Uスポーツの3強体制。
- 7位:栃木(2チーム) … 栃木SC、ウイングスの2強。
- 8位:群馬(1チーム) … 前橋FCが孤軍奮闘。
【エリア別】関東8都県の「王者」と勢力図
ここからは各都県の勢力図を解説します。 より詳しい「県別ランキング」や「51位以下のチーム情報」は、各詳細記事をチェックしてください。
東京都
J下部(FC東京むさし・深川、ヴェルディなど)と、強力な街クラブ(FC多摩、養和など)が拮抗する全国屈指の激戦区です。
👇 [詳細記事] 東京都の強豪ランキングを見る

神奈川県
マリノス、フロンターレ、横浜FC、湘南とJクラブの多さが最大の特徴。街クラブもSレイエスなど関東リーグ常連組が多く、層の厚さは関東随一です。
👇 [詳細記事] 神奈川県の強豪ランキングを見る

埼玉県
街クラブながら関東総合1位に輝いた「FC LAVIDA」という怪物が君臨。それを追うレッズ、アルディージャ、そして伝統のクマガヤSCなど、新旧の強豪が入り乱れています。
👇 [詳細記事] 埼玉県の強豪ランキングを見る

千葉県
柏レイソルを頂点に、VITTORIASやウイングスなど個性的な街クラブが育っています。公立中学校の中体連が強いのも千葉の特徴の一つです。
👇 [詳細記事] 千葉県の強豪ランキングを見る

茨城県
鹿島アントラーズ(つくば・ノルテ・本隊)の「3本柱」が強力。そこにFC古河やアイデンティみらい等の街クラブが絡む構図です。
👇 [詳細記事] 茨城県の強豪ランキングを見る

群馬県
「前橋FC」が関東リーグで孤軍奮闘中。ザスパクサツ群馬も徐々に強化が進んでおり、これからの伸びしろに期待が集まります。
👇 [詳細記事] 群馬県の強豪ランキングを見る

栃木県
J下部の「栃木SC」がリードし、ともぞうSCやウイングスなどが追う展開。矢板中央高校など強豪高校への接続もスムーズです。
👇 [詳細記事] 栃木県の強豪ランキングを見る

山梨県
「ヴァンフォーレ甲府」が絶対的な存在。そこに新興勢力の「アメージングアカデミー」や、伝統ある「Uスポーツ」が続く3強体制です。
👇 [詳細記事] 山梨県の強豪ランキングを見る

Jクラブユース vs 街クラブ 徹底比較
進路を選ぶ際によく議論される「Jクラブ」と「街クラブ」の違いについて、関東エリアの傾向をまとめました。
Jクラブユースのメリット
- トップ昇格の道: プロ(Jリーガー)への最短ルートであることは間違いありません。
- 環境の質: 天然芝や人工芝のグラウンド、クラブハウス、メディカル体制など、ハード面は最高水準です。
- 指導者の質: S級・A級ライセンスを持つプロの指導者から、最新の戦術トレンドを学べます。
街クラブのメリット
- 高校サッカーへの接続:強豪高校(選手権出場校)へのパイプが太く、ユース昇格以外の選択肢が豊富です。
- ハングリー精神: 「打倒Jクラブ」を掲げるチームが多く、球際の強さやメンタリティが鍛えられます。
- 多様なスタイル::ドリブル特化、パスサッカー特化など、チームごとに指導方針が明確で、自分に合ったスタイルを選べます。
特に関東エリアは、今回のランキング1位になったFC LAVIDAや、FC多摩のように「Jクラブを倒す実力を持つ街クラブ」が多いのが最大の特徴です。「街クラブ=Jより下」という図式は、関東では当てはまりません。
ランキング1位=正解じゃない?君が一番「成長できる」場所はどこだ
今回のランキングでは、関東リーグ所属チームが上位を独占する結果となりましたが、それが全てではありません。県リーグ所属でも、全国大会でジャイアントキリングを起こすチーム(柏レイソルA.A.TOR’82など)は確かに存在します。
ランキングのポイントはあくまで指標の一つです。 最終的に大切なのは、以下の視点です。
- 「技術を磨きたいのか、フィジカルを鍛えたいのか」(サッカースタイルの合致)
- 「ユース昇格を目指すのか、高校サッカーを見据えるのか」(出口戦略)
- 「3年間、情熱を持って通い続けられるか」(距離と環境)
「強いチームに入ること」がゴールではありません。「入ったチームでどう成長するか」が重要です。 ぜひ実際に練習会やセレクションに参加し、肌で感じた雰囲気と、このデータを照らし合わせて、あなたにとってのNo.1チームを見つけてください。



