神奈川県のサッカー強豪ジュニアユースランキング|J下部・街クラブTOP20を徹底調査

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神奈川県のジュニアユース(U-15)カテゴリーは全国最多の5チーム(横浜F・マリノス、横浜FC、川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、SC相模原)のJリーグ所属チームの下部組織に加え、全国大会で結果を残す街クラブがひしめく、日本有数の激戦区です。本記事では「リーグ成績」「高円宮杯」「クラブユース選手権」の3大会の実績を数値化し、2020〜2025年度のデータから【神奈川の強豪ジュニアユースTOP20】をランキング化しました。

「J下部の中でどこが頭ひとつ抜けているのか?」「街クラブで伸びているチームは?」といった疑問に答える、最新かつできるだけ公平な“神奈川版ジュニアユース実力ランキング”です。

目次

神奈川県のサッカー強豪ジュニアユースランキングの算出方法

本ランキングでは、育成年代の評価として特に重視される
①リーグ戦(高円宮杯U-15リーグ)
②高円宮杯全日本U-15サッカー選手権(カップ戦)
③日本クラブユースサッカー選手権(U-15)

の3つの実績をポイント化して算出しています。

神奈川県内のK1〜K4リーグに加え、「関東リーグ」や「全国大会」での戦績を高く評価することで、県内だけでなく関東全体での立ち位置が分かるようにし、年度差や地域差の影響をできるだけ抑えた比較を目指しています。

対象大会

神奈川のリーグ構成と全国大会のレギュレーションを踏まえ、以下のようにポイントを設定しました。

● 高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ(リーグ戦)

  • 関東1部(10チーム) … 100pt
  • 関東2部(20チーム) … 50pt
  • K1リーグ(神奈川1部) … 15pt

※K2〜K4およびセカンドチームが所属するリーグは、今回は順位差が大きくなるため集計対象外としています。

● 高円宮杯 JFA U-15サッカー選手権(カップ戦)

  • 全国大会出場(関東代表8) … 120pt
  • 関東大会3回戦進出(ベスト16相当) … 60pt
  • 関東大会出場(64チーム) … 25pt

● 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)

  • 全国大会出場(関東代表15) … 90pt
  • 関東ベスト32 … 60pt
  • 関東大会出場(80チーム) … 25pt

対象年度

集計対象は2020〜2025年度の6シーズンです。

  • 2020年度は新型コロナウイルスの影響で、都県によってリーグ形式や開催状況が大きく異なり、リーグ成績の比較が難しいため、高円宮杯カップ戦のみを採点対象としました。
  • 2021〜2025年度は通常開催に戻っているため、上記3大会すべての実績をポイントに反映しています。

【2025年度版】神奈川のサッカー強豪ジュニアユースのTOP20を一挙公開!

ここからは、2020〜2025年度の6年間データを集計し、獲得ポイント順に【神奈川の強豪ジュニアユース】を紹介します。横浜F・マリノスや横浜FC、川崎フロンターレ、湘南ベルマーレなどJクラブのアカデミーに加え、全国大会に食い込む街クラブも多数ランクインしており、「J下部 vs 街クラブ」の構図が色濃く表れた神奈川らしいランキングになりました。

各クラブの2025年度リーグ所属カテゴリーや、直近の高円宮杯・クラブユースでの成績もあわせて整理しているので、「今どこが一番勢いがあるのか」を俯瞰する指標としても活用できます。

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順位ポイントチーム活動エリア2025年度高円宮杯リーグ2025年度高円宮杯選手権2025年度クラブユース選手権
🏆1位1,560pt横浜F・マリノスジュニアユース横浜市🥇関東1部🏅全国出場🏅全国出場
🥈2位1,370pt横浜FCジュニアユース横浜市🥈関東2部🏅全国出場関東出場
(ベスト32)
🥉3位1,220pt川崎フロンターレ生田U15川崎市🥇関東1部🏅全国出場🏅全国出場
(ベスト16)
4位990pt湘南ベルマーレU15平塚市🥈関東2部関東出場関東出場
5位955pt東急Sレイエスジュニアユース横浜市🥈関東2部関東出場
(ブロックベスト4)
🏅全国出場
6位805pt横浜F・マリノス追浜ジュニアユース横須賀市🥈関東2部関東出場関東出場
7位590pt湘南ベルマーレU-15EAST藤沢市🥈関東2部関東出場
(代表決定戦)
8位385ptSCH.FC横浜市K1(神奈川1部)
9位355ptバディージュニアユース横浜横浜市T1(東京1部)関東出場関東出場
10位240ptシュートジュニアユースFC茅ヶ崎区K1(神奈川1部)
11位235pt大豆戸FC ジュニアユース横浜市K2(神奈川 2部)
12位205pt横浜FCジュニアユース鶴見横浜市K1(神奈川1部)関東出場関東出場
(ベスト32)
13位200ptFC Kanaloa川崎市K1(神奈川1部)関東出場
14位185pt横須賀シーガルズFC横須賀市K1(神奈川1部)関東出場
(ベスト32)
15位180ptFC川崎CHAMPジュニアユース川崎市K1(神奈川1部)関東出場
16位170pt横浜FCジュニアユース戸塚(活動停止)横浜市
17位150pt湘南ベルマーレU15WEST秦野市K1(神奈川1部)関東出場
18位145ptクラブテアトロジュニアユース横浜市K1(神奈川1部)
19位110ptFC HORTENCIA相模原市K2(神奈川 2部)関東出場関東出場
20位(同)95ptFCヴィアージャジュニアユース横浜市K1(神奈川1部)関東出場
20位(同)95pt瀬谷インターナショナルフットボール横浜市K2(神奈川 2部)関東出場
(ベスト32)
20位(同)95ptFC厚木ジュニアユースDREAMS厚木市K2(神奈川 2部)

神奈川県のサッカー強豪ジュニアユースTOP10を成績付きで紹介

神奈川のジュニアユースを牽引するのが、このランキング上位のTOP10クラブです。複数のJクラブ直系アカデミーを中心に、関東・全国の舞台で結果を出し続ける街クラブも並び、どのチームも技術・戦術・育成環境の面で国内トップクラスと言える顔ぶれです。

多くの選手が、プレミア/プリンスリーグに所属するユースチームや強豪高校へとステップアップし、そこからプロ・大学サッカーへつながるルートが明確に整っているのもTOP10の大きな特徴。クラブごとに「プレースタイル」「育成哲学」「求める選手像」がはっきりしており、単に“勝てるクラブ”ではなく、“成長できる環境”としても高く評価されています。

ここでは、それぞれのクラブの育成方針や特徴、進路の傾向を踏まえながら、神奈川ジュニアユースの最前線を見ていきます。

【1位】横浜F・マリノスジュニアユース|1,560pt 大会別成績(2020〜2025)

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種別2025年2024年2023年2022年2021年2020年
高円宮杯リーグ🥇関東1部🥇関東1部🥇関東1部🥇関東1部🥈関東2部🥈関東2部
高円宮杯選手権🏅全国出場🏅全国出場🏅全国出場🏅全国出場
(ベスト8)
🏅全国出場🏅全国出場
クラブユース選手権🏅全国出場🏅全国出場
(ベスト8)
関東出場🏅全国出場
(ベスト16)
関東出場
(ベスト30)
(中止)

【拠点】横浜市【U12】スクールあり・チーム登録あり|横浜F・マリノスプライマリー(2025年度:神奈川県1部)【U18】横浜F・マリノスユース(2025年度:プリンス関東1部)【社会人】横浜F・マリノス(2025年度:J1)

横浜F・マリノスのジュニアユースは、日本を代表する「一貫型エリート育成組織」の中核となるカテゴリーです。U-12からユースまで同じコンセプトのもとで指導が行われ、アタッキングフットボールを軸に、高い位置からボールを動かし続ける攻撃的なスタイルを徹底しています。

トップチームだけでなく、Jリーグ各クラブに多くのOBを送り出してきた実績は、育成力の高さの証拠。少数精鋭の環境で、国内外の強豪と戦う経験を積みながら、「プロを本気で目指したい選手」「高い技術と判断力を身につけたい選手」にとって、理想的なステージと言えます。

📎 公式情報

【2位】横浜FCジュニアユース|1,370pt 大会別成績(2020〜2025)

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種別2025年2024年2023年2022年2021年2020年
高円宮杯リーグ🥈関東2部🥇関東1部🥇関東1部🥇関東1部🥇関東1部🥇関東1部
高円宮杯選手権🏅全国出場関東出場🏅全国出場関東出場
(ブロックベスト4)
関東出場
(ブロックベスト4)
関東出場
クラブユース選手権関東出場
(ベスト32)
🏅全国出場🏅全国出場
(ベスト16)
🏅全国出場
準優勝
🏅全国出場
(ベスト16)
(中止)

【拠点】横浜市【U12】スクールあり・チーム登録なし【U18】横浜FCユース(2025年度:プレミアEAST)【社会人】横浜FC(2025年度:J1)

横浜FCジュニアユースは、「サッカー人として、人として」のスローガン通り、プレーヤーとしての成長と人間的な成長を両立させることを大切にしているクラブです。クラブ独自の一貫指導システムにより、年代に応じた戦術・フィジカルの負荷を細かく設定し、個々の特長を伸ばすトレーニングが行われています。

プレミアEASTに所属するユースチームへと直結するパスが開かれており、高校年代以降も高いレベルでサッカーを続けたい選手には大きな魅力。OBには、トップチームでプレーする生え抜き選手や海外で活躍する選手もおり、「個の力を徹底的に磨きたい」タイプの選手にフィットする育成環境です。

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【3位】川崎フロンターレ生田U-15|1,220pt 大会別成績(2020〜2025)

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種別2025年2024年2023年2022年2021年2020年
高円宮杯リーグ🥇関東1部🥇関東1部🥈関東2部🥈関東2部🥈関東2部🥈関東2部
高円宮杯選手権🏅全国出場🏅全国出場関東出場関東出場
(ブロックベスト4)
関東出場
(ブロックベスト4)
関東出場
クラブユース選手権🏅全国出場
(ベスト16)
🏅全国出場
優勝
🏅全国出場
ベスト4
🏅全国出場関東出場
(ベスト30)
(中止)

【拠点】川崎市【U12】スクールあり・チーム登録あり|川崎フロンターレU12(2025年度:神奈川県1部)【U18】川崎フロンターレ(2025年度:プレミアEAST)【社会人】川崎フロンターレ(2025年度:J1)

川崎フロンターレ生田U-15は、「FOOTBALL TOGETHER」の理念のもと、サッカーの技術だけでなく人間形成と地域貢献までを含めた育成を掲げるアカデミー組織です。U-12からトップチームまで一貫したフロンターレスタイルを共有し、高い技術と創造性、そして周囲と協働できる人間性を兼ね備えた選手の育成を目指しています。

関東・全国の舞台で常にタイトル争いに絡む結果を残しつつ、OBはJリーグや日本代表、海外クラブなど幅広いステージへ羽ばたいています。ボールを大切にしながらも攻守の切り替えが速いスタイルの中で、「判断スピード」と「アイデア」を磨きたい選手にとって、最高峰の環境と言えるでしょう。

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【4位】湘南ベルマーレU15|990pt 大会別成績(2020〜2025)

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種別2025年2024年2023年2022年2021年2020年
高円宮杯リーグ🥈関東2部🥈関東2部🥇関東1部🥈関東2部🥈関東2部🥇関東1部
高円宮杯選手権関東出場関東出場関東出場関東出場
(ブロックベスト4)
関東出場🏅全国出場
クラブユース選手権関東出場関東出場
(ベスト32)
関東出場
(ベスト32)
🏅全国出場関東出場
(ベスト30)
(中止)

【拠点】平塚市【U12】スクールあり・チーム登録なし【U18】湘南ベルマーレU18(2025年度:神奈川1部)【社会人】湘南ベルマーレ(2025年度:J1)

湘南ベルマーレジュニアユースは、「そこに落ちているゴミを拾える人間に」というフレーズに象徴されるように、ピッチ内外での振る舞いを非常に重視するクラブです。湘南スタイルと呼ばれる、エネルギッシュでアグレッシブなサッカーをベースに、戦う姿勢や真面目さ、仲間を思いやる心を育む指導が行われています。

U-18・トップチームと同じく、前向きな守備と連続した攻撃参加を求められるため、運動量やハードワークに自信がある選手にはぴったりの環境。将来、湘南の一員としてJリーグのピッチに立ちたい選手はもちろん、「人としても成長したい」という思いを持つ選手にも魅力的なアカデミーです。

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【5位】東京Sレイエスジュニアユース|955pt 大会別成績(2020〜2025)

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種別2025年2024年2023年2022年2021年2020年
高円宮杯リーグ🥈関東2部🥈関東2部🥈関東2部🥈関東2部🥈関東2部🥈関東2部
高円宮杯選手権関東出場
(ブロックベスト4)
関東出場
(ブロックベスト4)
関東出場
(代表決定戦)
関東出場関東出場
(ブロックベスト4)
🏅全国出場
クラブユース選手権🏅全国出場関東出場🏅全国出場関東出場
(ベスト32)
関東出場(中止)

【拠点】横浜市【U12】スクールあり・チーム登録なし【U18】東急SレイエスU18(2025年度:神奈川3部)【社会人】東急Sレイエス(2025年度:神奈川1部)

東急Sレイエスジュニアユースは、フットサルとサッカーの両方を活かした独自の育成フィロソフィーが大きな特徴です。狭いスペースでのプレーや素早い判断が求められるフットサルの要素を取り入れ、「みる・考える・決断する・実行する」というサイクルを徹底的に鍛えていきます。

質問型のコーチングや自己フィードバックを促すアプローチによって、選手自身が課題を言語化し、自分で成長していく力を養う点も魅力。単にスキルを身につけるだけでなく、「自分で状況を解決できるフットボーラー」になりたい選手におすすめのクラブです。

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【6位】横浜F・マリノス追浜ジュニアユース|805pt 大会別成績(2020〜2025)

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種別2025年2024年2023年2022年2021年2020年
高円宮杯リーグ🥈関東2部🥈関東2部🥈関東2部🥈関東2部🥈関東2部🥈関東2部
高円宮杯選手権関東出場関東出場
(ブロックベスト4)
関東出場🏅全国出場関東出場関東出場
(ブロックベスト4)
クラブユース選手権関東出場関東出場
(ベスト32)
関東出場関東出場
(ベスト32)
関東出場
(ベスト30)
(中止)

【拠点】横須賀市【U12】スクールあり・チーム登録あり|横浜F・マリノスプライマリー追浜(2025年度:神奈川県1部)【U18】横浜F・マリノスユース(2025年度:プリンス関東1部)【社会人】横浜F・マリノス(2025年度:J1)

横浜F・マリノス追浜ジュニアユースは、横須賀エリアを拠点とするマリノスアカデミーの重要な拠点で、本家ジュニアユースと同様にアタッキングフットボールを体現するチームです。プライマリー追浜からユースまでつながる一貫した育成プログラムのもと、技術・戦術・フィジカルをバランス良く伸ばしていきます。

トップチームや各カテゴリで実績を残しているアカデミー全体のノウハウを共有できる点も強みで、「横浜F・マリノスのスタイルを追浜から極めたい」「地域に根ざした環境で高いレベルに挑戦したい」選手に適した選択肢です。

📎 公式情報

【7位】湘南ベルマーレU-15EAST|590pt 大会別成績(2020〜2025)

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種別2025年2024年2023年2022年2021年2020年
高円宮杯リーグ🥈関東2部🥈関東2部🥈関東2部K1(神奈川1部)K1(神奈川1部)K1(神奈川1部)
高円宮杯選手権関東出場
(代表決定戦)
関東出場
(ブロックベスト4)
関東出場関東出場関東出場
クラブユース選手権🏅全国出場関東出場
(ベスト32)
関東出場関東出場関東出場(中止)

【拠点】藤沢市【U12】スクールあり・チーム登録なし【U18】湘南ベルマーレU18(2025年度:神奈川1部)【社会人】湘南ベルマーレ(2025年度:J1)

湘南ベルマーレU-15EASTは、藤沢を拠点に活動するベルマーレのジュニアユースチームで、本隊と同じアカデミーフィロソフィーのもと育成が行われています。湘南スタイルを共有しつつ、選手一人ひとりの個性を尊重し、攻守にアグレッシブに関わることを求められる環境です。

U-18へのステップアップを見据えた指導が行われているため、「湘南ベルマーレでプレーしたい」「攻守に走り切るサッカーが好き」という選手には最適。地域を代表するクラブとして、ピッチ内外での振る舞いにも高い意識を求められる点も特徴です。

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【8位】SCH.FC|385pt 大会別成績(2020〜2025)

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種別2025年2024年2023年2022年2021年2020年
高円宮杯リーグK1(神奈川1部)K1(神奈川1部)K1(神奈川1部)K1(神奈川1部)K1(神奈川1部)K1(神奈川1部)
高円宮杯選手権関東出場🏅全国出場
クラブユース選手権関東出場関東出場関東出場🏅全国出場(中止)

【拠点】横浜市【U12】スクールあり・チーム登録あり|SCH.FC U12(2025年度:神奈川県2部)【U18】なし【社会人】なし

SCH.FCは、横浜を拠点とする街クラブとして、長年にわたり神奈川1部で戦い続けているジュニアユースです。「楽しさ」「価値ある運動」「健全育成」をキーワードに、フットボールを楽しみながらも、挨拶やマナー、自主性・協調性といった人間的な成長を大切にする指導を行っています。

Jクラブではなく街クラブでありながら、全国大会や関東大会への出場歴もある実力派。スクール〜U-12〜U-15と一貫した指導の中で、ボールスキルと判断力を高めたい選手、学校生活とのバランスを取りながら本格的にサッカーに取り組みたい選手に向いているクラブです。

📎 公式情報

【9位】バディージュニアユース横浜|355pt 大会別成績(2020〜2025)

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種別2025年2024年2023年2022年2021年2020年
高円宮杯リーグ🥈関東2部🥈関東2部K1(神奈川1部)K1(神奈川2部)K1(神奈川3部)K1(神奈川4部)
高円宮杯選手権関東出場関東出場関東出場関東出場
クラブユース選手権関東出場関東出場
(ベスト32)
関東出場
(ベスト32)
関東出場
(ベスト30)
(中止)

【拠点】横浜市【U12】スクールあり・チーム登録あり|バディSC(2025年度:神奈川県1部)【U18】なし【社会人】なし

バディージュニアユース横浜は、「ボールを追う夢を実現する」ことを合言葉に、サッカーを通じた人間形成と将来のプロ選手輩出を目指すクラブです。U-12のバディSCから続く一貫したコンセプトのもと、一人ひとりの個性を大切にしながら、基本技術の徹底とチャレンジする姿勢を重視したトレーニングが行われています。

関東の舞台にも顔を出し、OBは高校選手権出場の強豪校で活躍するなど、街クラブとして存在感を発揮。技術だけでなく「協調性」「粘り強さ」といったメンタル面も鍛えたい選手や、仲間と切磋琢磨しながら成長したい選手にとって魅力的な環境です。

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【10位】シュートジュニアユースSC|240pt 大会別成績(2020〜2025)

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種別2025年2024年2023年2022年2021年2020年
高円宮杯リーグK1(神奈川1部)K1(神奈川1部)K1(神奈川1部)K1(神奈川1部)K2(神奈川2部)K2(神奈川2部)
高円宮杯選手権
クラブユース選手権🏅全国出場関東出場関東出場
(ベスト32)
関東出場(中止)

【拠点】茅ヶ崎市【U12】スクールあり・チーム活動なし【U18】なし【社会人】なし

シュートジュニアユースSCは、「サッカーをする以前に一人の人間として成長すること」を第一に掲げるクラブです。挨拶や感謝の気持ち、ルールを守る姿勢といった基本的な部分からスタートし、その上で技術・戦術・フィジカル・メンタルをバランス良く伸ばしていく指導方針をとっています。

茅ヶ崎を拠点に、神奈川1部で戦いながら全国大会出場も経験しており、「基礎をしっかり身につけたい」「最後まで諦めずに戦う習慣をつけたい」という選手にはぴったり。将来の進路が高校・ユースどちらであっても通用する“土台づくり”をしてくれるクラブです。

📎 公式情報

神奈川のサッカー強豪ジュニアユース|11位~20位をチェック

11〜20位には、Jクラブ下部組織の別チームや、神奈川1部〜2部を主戦場とする実力派の街クラブがズラリと並びます。全国大会こそ毎年常連…というチームばかりではないものの、高円宮杯やクラブユースで関東大会に顔を出し続けているクラブが多く、「あと一歩で全国」「関東では十分上位」といった“伸びしろたっぷりの強豪層”と言えるラインナップです。

大豆戸FCやFC川崎CHAMP、クラブテアトロ、FC HORTENCIAといったタウンクラブ勢は、神奈川1部でJ下部と真っ向勝負をしながら、育成面でも高い評価を得ている存在。横浜FC鶴見、湘南ベルマーレU-15WESTのように、トップ10クラブと同じアカデミーフィロソフィーを共有しつつ、それぞれの地域で選手を育てているチームも目立ちます。

20位タイに入ったFCヴィアージャ、瀬谷IF、FC厚木DREAMSも、確実に結果を残してきた「台頭中のクラブ」。神奈川県のジュニアユースは、TOP10だけでなく11〜20位にも魅力的な選択肢が揃っており、どのクラブからもプレミア・プリンスや高校サッカーの舞台へ羽ばたいていく選手が多いのが大きな特徴です。

  • 11位:大豆戸FCジュニアユース(横浜市)|235pt
    大豆戸FCジュニアユースは、「一人ひとりが主役」というコンセプトの通り、選手の自立と主体性をとことん大事にするクラブです。試合会場へ自分たちだけで移動したり、合宿の準備や行動も自分たちで完結させるなど、サッカーを軸に“生きる力”を育てる仕組みが徹底されています。
    ジュニア年代からの一貫指導と定員制のトレーニング環境により、試合出場機会を確保しつつ、経験値を積みやすいのも特徴。神奈川1部・2部を行き来しながらも、関東大会にも顔を出すなど、結果と育成のバランスが取れたクラブと言えます。
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  • 12位:横浜FジュニアユースC鶴見(横浜市)|205pt
    横浜FC鶴見は、横浜FCアカデミーの一翼を担うジュニアユースとして、「サッカー人として、人として」の理念を共有するチームです。神奈川1部に定着しつつ、高円宮杯やクラブユースで関東大会出場を繰り返していることからも、チームとしての安定感と底力がうかがえます。
    トップやユースと同じく、攻守に主導権を握るアタッキングフットボールを志向しており、積極的にボールを動かし続けるスタイルを身につけたい選手には魅力的な環境。将来的に横浜FCユースやプロを視野に入れている選手にとって、重要な選択肢のひとつです。
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  • 13位:FC Kanaloa(川崎市)|200pt
    FC Kanaloaは、「MADE IN KAWASAKI」を掲げ、高津区発のタウンクラブとして神奈川1部で存在感を示すジュニアユースです。地元出身の選手を中心に、関東大会や全国大会へ挑戦してきた実績を持ち、「川崎から広い世界へ羽ばたく選手を育てる」ことを明確なゴールに据えています。
    スクール中心のU-12からステップアップしやすい導線も整っており、地域密着とチャレンジ精神を両立したクラブと言えるでしょう。地元に根ざしたクラブで、関東・全国の舞台に挑みたい選手に向いています。
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  • 14位:横須賀シーガルズFC(横須賀市)|185pt
    横須賀シーガルズFCは、NPO法人として地域に根ざし、「楽しさ」と「鍛錬」の両方を重視する総合型スポーツクラブの中核を担うサッカーチームです。ジュニアユースは長年神奈川1部・2部で戦い、クラブユース関東大会にもコンスタントに出場しており、街クラブとして高いレベルを維持しています。
    年代や体力に応じたプログラムを通して、個々の才能を引き出しながら、生涯スポーツとしてサッカーを楽しめる土台づくりを行っている点も特徴。横須賀エリアで、地域とつながりながら本気でサッカーに取り組みたい選手にとって有力な選択肢です。
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  • 15位:FC川崎CHAMPジュニアユース(川崎市)|180pt
    FC川崎CHAMPジュニアユースは、「いつも燃えている選手を育てる」ことを掲げる情熱型のタウンクラブです。神奈川1部に長く在籍し、クラブユース関東大会の常連となっている背景には、サッカーにも生活にも“手を抜かない”姿勢を求める指導方針があります。
    勝敗から目をそらさず、あくまで「勝ちにこだわる」中で人間的な成長も促していくスタイルは、中学3年間を本気で勝負したい選手にフィット。将来プロになれなくても、社会に出てから踏ん張れるだけのメンタリティを身につけさせるクラブです。
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  • 16位:横浜FCジュニアユース戸塚(横浜市)|170pt(2022年度をもって活動停止)
    横浜FC戸塚は、横浜FCアカデミーの一員として神奈川1部で実績を残し、高円宮杯・クラブユースの関東大会にも出場してきたジュニアユースです。2022年シーズンを最後に活動を終了したものの、短い活動期間で関東の舞台に立った実績は、クラブの育成力と選手たちのクオリティの高さを物語っています。
    現在は新規募集こそありませんが、「横浜FC戸塚出身」という肩書きは、今もなお選手たちのキャリアの一部として生き続けていると言えるでしょう。
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  • 17位:湘南ベルマーレU-15WEST(秦野市)|150pt
    湘南ベルマーレU-15WESTは、秦野市を拠点に活動するベルマーレアカデミーの一チームで、EAST・本隊と同じフィロソフィーを共有しています。神奈川2部から着実に力をつけ、近年は1部昇格や関東大会出場を経験するなど、成績面でも急成長中のチームです。
    「そこに落ちているゴミを拾える人間に」という言葉に象徴されるように、サッカーだけでなく人としての在り方を重視した指導が大きな特徴。湘南スタイルのサッカーを地方エリアから体現したい選手にとって、魅力的な選択肢となっています。
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  • 18位:クラブテアトロジュニアユース(横浜市)|145pt
    クラブテアトロは、「人間の育成」「選手の育成」「個の育成」を三本柱に掲げ、神奈川のタウンクラブとして高いレベルを維持しているジュニアユースです。U-15年代で神奈川1部に定着し、クラブユース関東大会でも存在感を示してきました。
    攻撃では常にゴールへの最短距離を意識し、1対1の局面を恐れない選手を育てることを重視しているため、“仕掛けるのが好きな選手”にはぴったりの環境です。セレクション合格者のみが所属する少数精鋭の中で、個の能力を磨きたい選手に向いたクラブと言えるでしょう。
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  • 19位:FC HORTENCIA U-15(相模原市)|110pt
    FC HORTENCIAは、相模原市を拠点に「夢をあきらめない選手に寄り添う」ことを大切にしているジュニアユースクラブです。紫陽花をモチーフにしたクラブ名・チームカラーのように、選手一人ひとりの個性と成長を尊重しながら、「技術・判断・メンタル」の3要素をバランス良く育てていく指導が行われています。
    神奈川1部・2部を行き来しながら、クラブユース関東大会にも出場しており、地方エリアからでも高い舞台を目指せる環境が整っているのも魅力。次のステージでも通用する“土台の強い選手”になりたい中学生におすすめです。
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  • 20位(同):FCヴィアージャジュニアユース(横浜市)|95pt
    FCヴィアージャジュニアユースは、「旅(VIAGEM)」を意味するクラブ名の通り、サッカーを通じて選手の成長の“旅路”を支えることをテーマにしたクラブです。神奈川2部から1部へと階段を登り、クラブユース関東大会や高円宮杯関東大会にも進出するなど、ここ数年で一気に存在感を高めてきました。
    ボールと人が連動する“ムービングサッカー”と、勝負への強いこだわりを両立し、「勝者のメンタリティ」を育てることを重視しているのが特徴。サッカー選手としてだけでなく、将来社会に出てからも通用する“勝ち切る力”を身につけたい選手に向いています。
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  • 20位(同)瀬谷インターナショナルフットボール(横浜市)|95pt
    瀬谷IFは、「不可能に挑戦する楽しさ」を子どもたちに伝えることをミッションに掲げるジュニアユースクラブです。神奈川3部から2部へと力をつけ、クラブユース・高円宮杯の関東大会にも出場するなど、チャレンジ精神あふれるクラブらしい成長曲線を描いています。
    「好き」を徹底的に追求する姿勢や、無謀に見える目標にも堂々と挑戦する価値観を大切にしており、サッカーを通じて自分の言葉と判断を持てる人材の育成を目指しています。夢を大きく掲げて、周囲を巻き込みながら成長していきたいタイプの選手にぴったりの環境です。
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  • 20位(同)FC厚木ジュニアユースDREAMS(厚木市)|95pt
    FC厚木ジュニアユースDREAMSは、「厚木から世界を目指す!」を合言葉に、中学年代の選手たちの“夢”を後押しすることを掲げるクラブです。神奈川1部・2部・3部を経験しながらも、クラブユースや高円宮杯で関東大会に出場してきた実績があり、地域クラブとして着実に力を蓄えてきました。
    個々の武器を伸ばす指導と、フィジカルトレーニングや生活面の指導を組み合わせ、「自由な発想」と「諦めないメンタリティ」を備えた選手の育成を目指しています。厚木エリアから高いレベルに挑みつつ、人としての成長も重視したい選手におすすめのクラブです。
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⚽神奈川ジュニアユースTOP20のまとめ|J下部と街クラブが混在する“超激戦区”

神奈川県のジュニアユースTOP20を見ていくと、まず目を引くのはJクラブ下部組織の層の厚さです。横浜F・マリノス、横浜FC、川崎フロンターレ、湘南ベルマーレといったJクラブが複数のチームを擁し、関東リーグや全国大会で上位を争い続けています。その一方で、東急Sレイエス、大豆戸FC、SCH.FC、バディー、クラブテアトロ、FCヴィアージャなど、街クラブも関東・全国の舞台に食い込んでおり、「J下部 vs 街クラブ」の構図が非常にわかりやすく表れたランキングになりました。

また、神奈川独自のK1〜K2リーグを軸としながら、関東リーグやクラブユース関東大会での戦いを通して力を伸ばしているクラブが多いのも特徴です。県内リーグだけでは測りきれない実力が、関東・全国といった広いステージで証明されており、「県リーグ上位=そのまま全国上位につながる」レベル感の高さがうかがえます。

進路面でも、Jクラブのユースやプレミア・プリンスリーグ所属校への昇格はもちろん、強豪高校サッカー部・大学サッカーへのパスも含めて、多様なルートが開かれているのが神奈川ジュニアユースの強みです。プロを目指す選手はもちろん、「高校サッカーで勝負したい」「勉強との両立も考えたい」といったニーズにも応えられるクラブが多く、進路の選択肢が豊富なのも保護者目線では大きな安心材料になるでしょう。

総じて、神奈川県のジュニアユースは「J下部の圧倒的な育成力」×「街クラブの挑戦と多様性」が高いレベルで混ざり合った、全国屈指の激戦エリアです。今回のTOP20はあくまで2020〜2025年度の実績に基づく“現時点でのスナップショット”ですが、今後も新興クラブの台頭や世代交代によって順位は入れ替わっていくはず。クラブ選びの際は、このランキングを「強豪クラブの地図」として活用しつつ、最終的には各クラブのフィロソフィーや練習環境、通いやすさなども含めて、自分(お子さん)に合ったチームをじっくり選んでいくのがおすすめです。

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この記事を書いた人

教員免許(中高保健体育)を持つ40代の元サッカー指導者。自身もトレセンにひっかかるくらいには経験があり、大学ではサッカーの試合における”流れ”をテーマに研究。息子がジュニアユースでプレーしたことをきっかけに、首都圏のJ下部・街クラブ・高校サッカーを徹底調査。その備忘録として本メディアを開設。

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